日本とドイツのいらっしゃいませ。



より良い接客の為に「いらっしゃいませ。」とは言いません。

なぜなら無視されてテンション下がって接客が不愛想になるから。



日本人の皆さま、お店に入る時、レジを打ってもらう時はちゃんと挨拶しましょう!

何様のつもりだ!

店員さんの接客が不愛想になるぞ!



お店で「いらっしゃいませ」と迎え入れられた時にちゃんと返事をする人がいたら教えて欲しい。


ていうか、僕もお店に行くと

店「いらっしゃいませ~」


僕「…」(なんて返せばいいんだ?おじゃまします?)




そう、いらっしゃいませに対して返す言葉が無いのです。

だから日本のお客さんはお店に無言で入っていくのです。




しかし、ドイツかぶれの僕はお店に行った時挨拶がしたくてたまらない。



仮にもし店員さんが

「いらっしゃいませ、こんにちは~」と迎え入れてくれれば

「こんにちは。」と返せる。

だから僕はそういう店員さんが大好きだ。


つまり、「いらっしゃいませ、こんにちは。」と挨拶を加えるだけで僕がこれから言いたい事はすべて解決するのだが、それでは長くて噛んでしまうからどうしよう?という話だ。






あれ?そんな話だっけ?




まぁいい。




ドイツでは店員さんが

「こんにちは」とか「おはよう」と言って迎えてくれます。

あるいはレジ打ちの時に挨拶を交わします。

帰る時は「ありがとう、バイバイ」とか「またね」と友人と交わす挨拶ような気軽さです。


とても良い!

心地よい陽気の日に自然と朝早く目が覚めた時くらい清々しい。

挨拶って素晴らしい!!




「私はあなたの敵ではありません、味方ですよ。」挨拶にはそういったアピールとしての意味合いもある。

それなのに無言で店に入って来る奴とか、強盗か何かを疑っても考えすぎではないだろう。

そいつは味方アピールをしていないのだ。つまり敵だ!強盗だ!!

警察呼ばれても文句は言えない。



強盗に間違えられたくない僕はお店に入ったら挨拶をしたいのだが

「いらっしゃいませ。」には

「こんにちは。」と返す隙が無い。

まるで、バリバリのキャリアウーマン(飲みに行っても終電で必ず帰る。もし逃してもタクシーで帰る。そもそも酒豪で全然酔わない)並みの隙の無さだ。




男が女に求めているのは仕事じゃない、癒しだ!

演技で構わないからスキを見せてくれ、秒で好きになる。




お店に求めているのも質のいい仕事じゃない、癒しだ!

あ、僕の接客には癒しが足りない?




日本のスーパーで買い物をするとレジでわざわざ深くお辞儀までしてくれる。

でも目は合わせてくれない

なぜ?そのお辞儀は誰のため?

僕ってどこにいるかわからない位影が薄いのだろうか?



日本が世界に誇る礼儀やおもてなしの文化

いつの間にかガチガチに堅苦しいだけのマニュアル文化に変わってしまったことを憂いて

一石を投じてやろうというのが僕のささやかな「こんにちは。」活動だ。



僕はお客さんを「こんにちは。」で迎えている。

深くお辞儀をすることも無ければ、元気に大きな声を出しているわけでもない。

(そこはもう少し頑張れ!!)

でも目はちゃんと見て、その人の方を向いて挨拶している。


だからお客さんも大体「こんにちは。」と返してくれる。

素晴らしい、とても心が温まる一瞬です。





僕はドイツ語力ほぼ0の状態でドイツへ行ったから(英語も出来ない)

しばらくの間は何も理解できなかったし

何も伝えられずストレスハイパーマックスでした。



それでも町へ出てテキトーに店に入ると

「ハロー」とか「グーテンモルゲン」とか挨拶してくれる。



日本の様な、目を合わせない状態でのマニュアル接客ではなく

相手の目をしっかり見て、挨拶をしてくれる。

稀に「何だこのアジア人?」みたいな目つきのムカつく奴もいたけど

そんな奴でも僕の目をちゃんと見ながら挨拶してくれた。

それは紛れもなく生きたコミュニケーションだった。

ムカついたけど…



その瞬間そいつは、僕を見ていた、僕を意識していた。

つまり僕はそこに存在していたのだ。やったぜ!

内心「この黄色い猿が!」とか思われていたのかもしれないが

僕はエスパーではないからなんの問題もない。



ただ挨拶をしただけ

それでも現地の人とコミュニケーションが取れた事実に変わりはない。

当時はそれが、すごく支えというか救いと言うか、とにかく癒されたのだ。

人との関わりは例え、お店での短いやり取りだけでも人の心を温めることが出来るのです。




人は孤独を強く感じている時ほど無駄遣いをする傾向が高い。というデータがあります。

実際僕もコミュニケーションに飢えて出掛けることが多かったです。

また、営業のテクニックとして高齢者の孤独感や不安感を煽って商品を売りつける。

という鬼畜の所業としか言えないような事があります。



挨拶はそんな鬼畜から人を守る力がある。

言葉が分からない状態で単身、海外へ長期で行ったことがある人はきっと共感してくれるでしょう。

そして、日本のお店ではそういう癒しが少ないことも。

もちろんゼロだとは言わない。でも比べると圧倒的に少ない。

とても寂しい。

今の僕なら0がいっぱい付いた霊験あらたかな壺も寂しさから買ってしまうかもしれない…。





当たり前だけど昔は日本にもお店で挨拶を交わす文化はあったはずです。

しかし、いつの間にか失われてしまった。

何が原因だったのかはわからないし、どうでもいい。

とにかく今日の文化はいただけない。



店員さんが元気よく「いらっしゃいませ!」と言っても

大体のお客さんは無視。

店員さんにとってはもちろん面白くない。

モチベーションが下がる。

マニュアルで接客するようになる。



だったらAIでいいじゃん!

むしろAIの方がミスがないからいいじゃん!

そうなってしまう。



実際アメリカには既に無人店舗が出来てその流れはどんどん加速しています。

日本でも実証実験されました。

もちろん素晴らしい技術です。



けれど、今現在問題とされている現代人の感じる「孤独」

そのテーマについてもっと深く考える前に

孤独を助長する様なシステムを広めていいのだろうか?





まぁ別にいいのか





「ひととわ」があるし。




寂しくてしょうがないほど孤独を感じたらひととわに来てください。

基本的に製造は午前中で全て終わらせているので

午後は本読んだり、ボケっとしながら店番してるだけでヒマしてます。

たまに段ボール敷いて寝てる時すらあります。


おしゃべりしてってくれれば僕も癒されます。

僕と話しても癒されない人は僕のいない時間に来れば美人スタッフが癒してくれます。





それでは

次回のブログは「14年と190日分の朝食が救えました!」です。

お楽しみに

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